静寂(サイレント)魔女リティは喋らない。
綺麗な髪に惚れ込んだぼくはようやく彼女と付き合うことができた。彼女もそのことを知っているため、最初のデートはポニーテイル、次はツインテイルといつもとは違う姿を見せてくれる。三度目のデートは誰もが振り返る美しさだった。フェアリーテイル。でも、どうなってんのそれ。
#twnovel
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 22
「あ、あのポニーテイル可愛い」
「そうだね」
「あの子のツインテイルはとってもキュートだ」
「ええ」
「私の髪はどうかな?」
「ハ、……ヒューマンテイルです、部長」
#twnovel
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 22
ハンコ注射の跡がないことから犯人が判明するタイプのミステリ
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 22
盗んだバイクが走り出すーー
バイク「あばよ!」
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 22
甲斐賊団「やり抜くぞおめえら!」
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 22
ポニーテール、ツインテール、フェアリーテールは短編のネタにしようと思ったけどお話を思いつかなかったんじゃ。
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 22
宵越しのネタは持たないんじゃ
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 22
浮くことがどうしてもできなかったので、地球を押し下げて相対的に浮くタイプのサイキック。
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 22
もといた事務所の先輩にいじめられて、放浪の末、無名の地下アイドルとなり、いつも来る7人のおっさんしかいない客の前でライブをやるタイプの白雪姫
#twnovel
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 22
開いた悟りの戸締り大事
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 22
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 23
プログラムを書いた。しかし動かない。当然だ。「さすがは弘法先生」と言われ、筆を置いた。今回は特に入れ子構造の愁いとポインタのポインタの哀しみを表現できたと思う。弟子が巻物を巻き、別室でパソコンに打ち込む。
#twnovel
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 23
弘法はまだ右乳首が痛むため、本調子ではない。
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 23
ナポレオンと箱入り娘がネタ切れの中、閃光のように現れた弘法! 好きな場所は工房、好きな漫画はコボちゃん、好きなデジタルギアはKindle!!!
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 23
静寂(サイレント)魔女リティは喋らない。長い詠唱が必要な魔法でさえも、指先をくるくる動かすだけで発動してしまう。丘の工房でいつも本を読んでいる彼女のファンは多い。この街のシンボル的な存在で、魔術協会からも一目をおかれている(→続く)
#twnovel
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 23
ぼくも彼女に憧れる一人。技術を盗もうとよく丘には向かうのだが、声はかけられない。今日はうららかな天気のせいか、彼女は本を片手にうつらうつらしていた。珍しい。しばらく見ていると「びっぐりしだぁ」と起きた。見事なバルバロイ訛りだ。「だがら、喋りだぐながったんだす」
#twnovel
— 山田&えみる (@aimiele) 2014, 10月 23