山田えみるがなんか呟くブログ

オリジナル物書きが思いついたことをつぶやいていきます。

えみるさんがリトルウィッチアカデミアについて盛り上がる回

「リトルウィッチアカデミア」の画像検索結果
 
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山田:どうも、こんばんは。1月ももう32日になり、2月の足音が迫ってきますね。山田えみるの山田のほう、山田です。
 
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山田:1月いっぱいえみるさんの書いていた『この河川敷の片隅に』の編集作業が終わったところです。まさかえみるさん、タイトル変えずに来るとは……。発表は夏頃になりますが、またそのときに告知させていただきます。
 
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山田:さて、これで一段落しましたね、えみるさん――
 
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えみる:大変なことが起きたんだ。大騒ぎだ。どうも、『山田えみる』のえみるの方、えみるです。
 
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山田:どうしたんですか。
 
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えみる:TRIGGERのアニメリトルウィッチアカデミア』が面白い。
 

 

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山田:簡単に紹介を。
 
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えみる:まず『リトルウィッチアカデミア』は、2013年、キルラキル』『宇宙パトロールルル子でお馴染みのTRIGGERの記念すべき第一作の短編映像作品。無料でyoutube等で見ることが出来たんだけど、いまは終了しているみたいだ。
 
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えみる:そしてクラウドファンディングにより、続編の劇場版『魔法じかけのパレード』が2015年に公開され、2017年1月からアニメが始まっている。全部リアルタイムでチェックした٩(ˊᗜˋ*)و
 
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山田:えみるさん、魔女モノに弱いですからね。
 
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えみる:特に最初の短編映像作品の『リトルウィッチアカデミア』が素晴らしかったんだ。緻密で、繊細で、TRIGGERらしい冒険心に溢れていて。無駄がなく、綺麗に箱庭に収まっている。こういうきれいなの大好きなんだけど、こういうのを見ると、続編を作らないでくれ〜って思っちゃう。
 
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山田:えみるさんの小説の原点は乙一ですから、そういう綺麗な短編が好きなんですね。どういうお話だったんですか。
「リトルウィッチアカデミア」の画像検索結果
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えみる:『シャイニィシャリオ』という魔法使いのスターに憧れるが、魔法が使えない『アッコ』はルーナノヴァという魔法学院に入学する。彼女は魔法の知恵もなければ、箒にすら乗れない。ただ、誰にも負けない憧れがある。
 
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えみる:彼女とともに行動するのは、同室のふたり。ひとりは真面目で、無茶をするアッコのブレーキ役『ロッテ』。もうひとりは陰湿な毒物使いの『スーシィ』。あと主要キャラとして、ルーナノヴァ切っての優等生である『ダイアナ』がいる。
※上の四人の画像を左から順に説明しています。
 
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えみる:『シャイニィシャリオ』はほんとの魔女たちからすれば評判が悪い。あんなのは魔女ではない、誤ったイメージをショーとして広めたということだね。だから、アッコはバカにされる。けれど、アッコの憧れはそんなことでは挫けない!
 
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えみる:本当に面白い短編だから、ぜひ、なんらかの手段で見ていただきたい!
 
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山田:でも、えみるさん、Twitterだと結構アニメ版に辛辣なことを言っていませんでした?
 
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えみる:( ˘ω˘) 
 
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山田:たしか、大目標が定まっていないとか。
 
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えみる:言い訳をさせて……。
 
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えみる:綺麗にまとまっている第一作が好きすぎて、続編がそれほど面白く感じられなかったんだ。で、相対的に第一作がより好きになって。そこでこのアニメ版が始まって、もうハードルは上がりきっていたんだ。
 
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えみる:大目標が定まっていないというのは、アッコの、一話区切りではない物語全体を通した目標がまだ提示されていないことなんだ。もちろん、シャリオみたいになりたいんだろうけど、いまは、一話ごとに用意されたトラブルの中で、彼女が元気に動き回ることだけだったから……。それにもうひとつ原因があって。
 
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山田:もうひとつ?
 
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えみる:えみるさん、最近ハリーポッターをはじめて見たんだ。もちろん魔法学園で出来るイベントなんて発想が限られてるのはわかるけど、どうしてもハリポタとかぶって見えてしまってね……。
 
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山田:……はぁ。
 
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えみる:そんな穿った見方をしているわたしでさえ、評価を一転させたのが、最新話の第四話『ナイトフォール』なんだ。さっき紹介した地味な仲間『ロッテ』に焦点をあてた話なんだけど、いつもは静かな彼女が、好きな本のことで非常にエネルギッシュに物語を動かしていくお話。
 
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えみる:いつも暴走気味のアッコやスーシィのとんでもない行動の影に隠れがちだけど、ロッテもそれに負けないくらいとんでもない娘だった。で、一番素晴らしいのが、その意外なロッテの行動が、まったく意外に思われないことなんだ。違和感がまったくない! この娘ならこういうことをやりそうって素直に頷ける(おそらく第一作+劇場版を見ているのを差し引いたとしても)。生きてるんだよ。
 
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えみる:リトルウィッチアカデミア』のキャラクターが、いままでよりも遥かに生き生きしているんだなと予感したんだ。綺麗に収まっている箱庭だけじゃなくて、もっとこの三人のすがたを見ていたいって思えたんだ。
 
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えみる:どうでもいいけど、今回の第四話のお話と、ラーメンズの『常居次人(つねいつぐと)』がわかる人と、話がしたい。常にいる次の人。伝説的な作家に編集が企画を持ち込むんだけど、監禁されてその作家の名前を継がされ、自分の企画を自分で書き上げるお話です。
 
 
 
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山田:っていうか、えみるさん、四話が物書きとして響いただけでしょ。
 
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えみる:(まぁ、いいじゃん)