山田えみるがなんか呟くブログ

オリジナル物書きが思いついたことをつぶやいていきます。

「ヒトよ、どうか正解されたい」

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正解するカドというSFアニメがあります。

昨年度放送されたもので、原作はあの『野崎まど』先生。

クライマックスを除いて、とってもわくわく楽しみに見ていたアニメなのですが、それが一年の時を経て、2時間版に編集されたものが公開されました。

 

aimiele.hatenablog.com

 

「正解するカド」の画像検索結果

 

この物語は、羽田空港に一辺が2kmの立方体が突如出現するところから始まります。

外宇宙から来たという異方存在『ヤハクィザシュニナ』は、主人公の交渉官を通じて、人類にさまざまなものを供与します。

 

例えば、ワム。

これは一対二個の球体であり、外宇宙からエネルギーを無限に引き出すことができます。ヤハクィザシュニナ曰く、これは『人類では食べきれないパン』。

いままでの人類のあらゆる前提をぶち壊すこのアイテムは、当然人類社会に大きな変革を与えます。が、これを扱いきれないのが人類。わたしはこれこそが、正解するカドセンス・オブ・ワンダーなところだと思っています。「品輪 彼方」の画像検索結果

 

さらに、ヤハクィザシュニナは、『多次元の自分を認識し、それと交代することで、眠らなくてもよくなるアイテム』や『物理定数に干渉し、質量制御や慣性制御まで行うアイテム』を人類に供与します。

まさに神とも思えるこの所業。

果たして、ヤハクィザシュニナの目的とはいったいなんなのか。

彼は人類をどこに導こうとしているのか。

そして彼の言う『ヒトよ、どうか正解されたい』という言葉の真意とは。

 

っていうお話です。

気になった方は、どうかこの二時間版を。

そして気に入った方は、12話版を見てみてください。

そして12話版のオチにキョトンとするがいい!

 

www.youtube.com

 

 スピンオフ小説ですが、まどさんらしいメタで面白かったです。

野崎まどが脚本を手がけたテレビアニメ『正解するカド』のノベライズを依頼された作家・乙野四方字は、何を書けばいいのか悩むあまり、精神を病みつつあった。ついにはアニメに登場するキャラクター、ヤハクィザシュニナの幻覚まで見はじめる。記憶をなくしたというザシュニナに、乙野は一縷の望みをかけて小説の相談をするが…傑作SFアニメから生まれた、もうひとつの「正解」とは?衝撃のスピンアウトノベライズ。

 

 

 

 

 

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えみるさん、そんなに言うなら自分で書きなよ……。