遊戯王デッキ紹介【方界バジェストマ】
山田:どうも、山田えみるの決闘(デュエル)担当、山田です。本日はよくお世話になっているおっさんデュエルのメンバーが開催した、ぷちオフ会に参加してきました。
山田:持っていったデッキは4つ。
◯【方界バジェ〜副葬は添えないで〜】←NEW!
◯【60枚神喰バックジャック〜ライロシラユキファーニマルABCファンカスノーレマアトを添えて〜】
◯【セフィラ〜三幻神とTierraを添えて〜】
◯【真竜帝ザボルグ〜超量合体WWアーミタイルを添えて〜】
山田:そのうち、【60枚神喰バックジャック(略)】はマイフェイバリットデッキで、ずっと使っているものです。最近芝刈り抜きました(美しくないからです)。下のオフレポの記事にレシピがありますが、現在は多少変わっています。
今日のプチオフ会で使った【方界バジェ〜副葬は添えないで〜】です。あとでブログにあげます。
— 山田えみる@世界の尾張とワンダーランド (@aimiele) 2017年3月11日
発売当初に組んだ方界、そのときはしっちゃかめっちゃか大騒ぎなデッキでしたが、色々と器用に動けるようになりました。クリムゾンノヴァ三体が初手にこんにちはすることが何度かありました。シン様助けて pic.twitter.com/92syUuulrk
山田:というわけで、劇場版遊戯王のDVD発売に併せ、劇場公開のときに組んだきりの【方界】を組み直してみました。ちなみに、そのときのデッキは散々なものでした……。まさかあんなに不器用なテーマだったとは。しかし、なんということでしょう。様々なテーマのちからを借りて、柔軟に動けるデッキに仕上がりました。
山田:【方界】とは。劇場版遊戯王のゲストボスキャラ『藍神きゅん』が使用するテーマで、殺意マシマシの大味なデッキです。基本的には以下の、クリムゾンノヴァで二回攻撃をし、エンドフェイズのお互いに3,000バーンで圧を与えていきます(お互いにダメージを受けるのがポイントで、自分のライフが3,000を切ると途端に震えだします。俺が)
山田:そして、そのボスモンスターをサポートするのが、以下のカードたち。特に大事なのは、方界業の墓地効果(墓地から除外して、方界モンスターサーチ)。手札に三種類の方界を集めなければならないこのデッキの潤滑剤です。
山田:そんな方界業ですが、墓地効果が優秀な反面、手札に来ると非常に扱いに困ります(永続カードなので発動しても墓地には行ってくれません)。こちらが展開できているときに、一枚だけ手札にあると非常に優秀な動きをしますが、そもそも安定性の乏しいこのデッキでは、勝ってるときにより有利になるカードよりも初動の安定性が優先されます。もたもたしてると、自分のライフが3,000を切るからです。
山田:そのため、デッキから手札から直接墓地に送るカードを採用しています。
山田:《おろかな副葬》が最適解なのはわかっていますが、持っていないので上のようなカードを採用しています。一長一短です。
◯マジカルシルクハット:防御も兼ね、方界業も合神も直接二枚墓地に送れるが、場にモンスターがいなければならない。方界で安定的に場にモンスターを出すためには、方界業が必要(無限ループ!)
◯ディノミスクス:どんなときでも腐らないバージェストマの万能除外。方界は相手ターンが弱いので、その補助にもなります。手札の業や合神を墓地に送れられればいいのだけど、ジリ貧の時はクリムゾンノヴァのパーツ集めの邪魔にもなる。
◯サモプリ:デューザに直接アクセスができる、腰が弱いお爺ちゃん。業を墓地に送れられればいいのだけど、バジェ型だと罠が多くなるため困ることも。また、後述の合神デューザの構えを取る際、デューザと4エクシーズができないため、ひとりポツンと場に残ることが多い。
山田:バジェ型の強みといえば、方界に不足している相手ターンのカバーと、レアンコイリアでしょう。除外されている業を戻してもう一枚サーチしてもよし、相手のΩを戻してよしのカードです。
山田:そして、方界の特徴的な動きとして、合神デューザの構えというものがあります。合神は墓地から除外で、方界モンスターが場を離れたとき、デッキから召喚条件を無視して☆4以下の方界をリクルートします(そしてそれはこのターン、戦闘効果で破壊されない)。キーカードである業と同じく、普通に発動するのは旨味がないが、墓地発動が非常に優秀なカードです。ただし、こちらは単独では仕事ができず、フィールドに方界モンスターが必要なので、デューザで墓地に送るのがよいでしょう。
山田:合神でリクルートするのはもちろんデューザでもよいのですが、墓地にデューザがいるならば、以下のふたつのボスカード(☆4方界)をリクルートするのがよいでしょう。クリムゾンノヴァの条件である『種類』を稼ぐために、それぞれピンで挿しています。合神リクルートは、良くも悪くも戦闘効果耐性を持ってしまっているので、呼び出した次のターンに自爆特攻して、③の効果を起動するのが彼らの仕事です。
山田:デューザで合神を墓地に送る、合神デューザの構え。それでターンを渡してもいいのですが、能動的に動きたいときだってあります。決闘者だもの。能動的に場から離すカードとして、以下のチューナーを採用しています。
山田:特にレッドリゾネーターは、レッドライジング・ドラゴンを組むことで、方界プレイヤーがなによりも大事にしているライフを稼ぐことができます。さらに、その後の合神でゲイラガイルとフォノンドラゴンを作ることによって、レッドデーモンアビス等に柔軟に繋ぐことができます(あと数週間でルール上出来なくなる動きですが)
山田:ここでゲイラガイルについて。いままであまり気に留めていなかったのですが、このカード、かなり重要です。上の合神デューザリゾネのコンボに使えるほか、ライフが3,000を切っている状態で自分の場にクリムゾンノヴァがいるときでも、処理することができます(震えが止まりますね。俺の)。
山田:また、ゲイラガイルは比較的自由にリクルートできる☆2であるため、余裕があるときはオパビニアに繋げられます。ということは、バージェストマを任意にサーチ・発動できるということで、柔軟性が広がりますね。レッドリゾネーターも☆2なので、いざとなれば素材に出来ます。また、セイントデクレアラーは、同じく☆2で出せ、手札は増えませんが、クリムゾンノヴァのパーツ集めに適しています。
山田:最後に《方界波動》について。採用されていないレシピも多くありますが、ピン刺しをしています(練れば練るほど抜けていく類のカードですよね)。クリムゾンノヴァの種類稼ぎはもちろんですが、①の効果も②の効果も、クリスティア等のシステムモンスターで詰まないように積んでいます。特に②は、これを打って相手ターンを迎えるのは心配ですが(墓地リソースも消費しますし)、トドメを刺すターンにならいい感じの働きをするんじゃないでしょうか。〆の一杯です。あと、これでクリムゾンノヴァを強化するとすっごい楽しい。
山田:まだまだエクストラ周りが練れていませんが、今日使ったデッキはこんな感じです。事故るときは事故りますが、それでも、『ヴィジャムでアンディメンション化』も『バスターガンダイル正規召喚』も『インディオラデスボルト正規召喚』も『合神トリニティ正規召喚』もひとつのデュエルでできるくらいの器用さがあります。
山田:そしてなにより、ボスキャラごっこができるのが楽しい!(新ルール施工後でも)。『ヴィジャムは君のモンスターの攻撃の届かない次元に身を移した。そして、ヴィジャムを攻撃したモンスターはアンディメンション化される!』って言いたいでしょ(*´ω`*)
山田:今日思ったことと検討課題について。
◯デューザの隠された効果について。意外と中盤なら3,000くらいに上がる。
◯ゲイラガイル複数積みもある。ただ、戦闘条件は気にしないほうがいい。
◯メタモルポッド:☆2。手札を墓地に送れて、手札補充。シルクハットとの相性。なんでさっきまで気づかなかったのか。
◯映画のようにバトルフェイズ中に展開できるようKONAMIのエラッタ待ち。
— 山田えみる@世界の尾張とワンダーランド (@aimiele) 2017年3月11日
メタルデビルゾア裏スリのメタルデビルゾアに負けたー!!! pic.twitter.com/vbYK0WbgDd
— 山田えみる@世界の尾張とワンダーランド (@aimiele) 2017年3月11日